糸島の牡蠣は真牡蠣なので、冬がシーズン。
夏がシーズンの岩ガキは、ごつごつしていて開けるのも大変ですが、真牡蠣は平べったいので比較的開けるのは簡単です。
でも、牡蠣の開け方がわからないからといって心配することはありませんよ。なぜなら、糸島の牡蠣小屋で、牡蠣を開ける技は、そんなに必要ないからです。
牡蠣の殻は、焼くと自然に開くので大丈夫なのです。
どうやれば美味しく焼けるか、焼き方の秘訣をお伝えしますね。
糸島の牡蠣小屋 ご案内
牡蠣を上手に焼きくコツ
牡蠣の焼き方にも、それぞれの手法があって、どれが正しい焼き方だとかは無いと思いますが、以下の焼き方が、牡蠣のスープが楽しめるので美味しく焼けると思います。
牡蠣の形を理解する
牡蠣の形を理解しましょう。
2枚貝は、普通は扇のような形をしていますが、牡蠣は細長いのでわかりにくいかもしれません。
しかし、よく見ると蝶番の部分から広がった扇の形をしているんですよ。
平べったい側を、先に焼く
牡蠣を横から見ると、平たい殻と、少し丸みを帯びた殻の2枚が合わさっているのがわかります。
まずは、その平たい側を下にして焼いてゆきます。
糸島の牡蠣小屋は、ガス火と炭火があります。
炭火、ガス火の両方とも、火の出ている上でないと焼けませんのでご注意くださいね。あたり前と思いますが、網の上に置いているだけの方が多いですが、それでは焼けません。
ガス火は、コンロが2本へ移行に並んでいますので、写真のように、2列に並べるのが正解です。
焼く時間ですが、ガス火は、きちんと火があたっていれば、3分~4分で十分です。
炭火の場合は、炭との距離や、炭の量によって違ってきますが、おおむねガスと同じ3分~4分で十分です。
特に炭火は、牡蠣小屋によっても、その時々で炭の状況が違うのでご注意ください。
3分くらい焼くと、熱水を吹き出し始めます。
それから1分程度焼くと、口が自然と開きます ← これポイント
キチンと焼いているのに、5分経過しても口が開かない場合は、ヘラでこじ開けてください。
殻を空けるときには、熱水が溜っているので火傷に注意して下さい。
このとき美味しい牡蠣スープがこぼれてしまいますが心配ありません。反対側を焼くとまたスープが出てきます。
殻を外して、丸い側を焼く
平たい側が焼けたら、殻を外して、丸い側を焼きます。
丸い側は、強い火でなくてもいいので、端の方で焼かれるといいでしょう。
良く焼ければ、反対側の貝柱も自然と外れます。そうすると、牡蠣の身をトングで回して、焼きムラの無いように焼いてゆきます。
このときに溶けるチーズや、バター醤油などをかけてください。
牡蠣から出てくるスープと混ざって、美味しい牡蠣が焼きあがります。
焼きすぎると、牡蠣から水分が蒸発して、コロコロと牡蠣が小さくなってしまいます。
美味しい牡蠣の焼き方 動画
美味しい牡蠣の焼き方の動画をご紹介します。
この動画では無理やりこじ開けていますが、蝶番が焼けると自然と口が開く牡蠣が多いです。
平たい面をまんべんなく焼くことがポイントですね。
火傷に気を付けて、美味しく焼いてくださいね。
糸島の牡蠣小屋の牡蠣をお楽しみください。
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